お茶のまめ知識

【初心者必見】抹茶は2種類ある!特徴とおいしい点て方教えます

おちゃこ
おちゃこ
抹茶初心者のみなさん!抹茶のことをもっと知りたくないですか?

抹茶好きの方なら知っている方も多いかもしれませんが、実は抹茶は2種類あるんです!

この記事では、2種類の抹茶それぞれの特徴やおいしくいただくための点て方についてご紹介します。

大好きな抹茶のことを人に教えられたらかっこいいですよね。抹茶マスターになりましょう!

 

Contents

抹茶の種類は2つある

抹茶の種類は2種類あります。「薄茶」と「濃茶」です。

2つの抹茶の違いを簡単に言うと、「薄茶」はさらっとした口当たりの抹茶で、「濃茶」はとろっとした口当たりの抹茶です。

点てるときに使っている水分の量が違うのでこのような違いが生まれます。

 

「濃茶」と「薄茶」それぞれの特徴や点て方

ここからは「濃茶」と「薄茶」それぞれの特徴や点て方についてもっと詳しくご紹介します。

薄茶

「薄茶」の特徴とおいしい点て方です。

「薄茶」の特徴

薄茶」はさらっとした口当たりの抹茶のことです。「薄茶」の抹茶はややあっさりとした味のものが使われることが多いです。

お店で売られているような、よく飲まれる・知られている抹茶は「薄茶」のことです。

「茶事(お茶会)」で「薄茶」をいただくときは一人一杯づついただきます。

茶道の勉強をするときはこの「薄茶」から習います。(薄茶点前)

おちゃこ
おちゃこ
京都や奈良に行ったときは、おいしいお菓子と一緒についつい飲んでしまいます。

「薄茶」のおいしい点て方

自宅などで「薄茶」を楽しむときの場合の簡単な点て方です。茶事の時はさらに使う道具も増えて難しくなります。

  1. お湯を沸かします。
  2. 点てる前にお茶碗にお湯を入れておき、お茶碗を温めます。
  3. お茶碗に入れていたお湯を捨てます。
  4. 抹茶を茶杓で1杯半(約1g)をお茶碗に入れます。
  5. 一度沸騰させ、少し冷ました(約80℃)お湯50mlをゆっくりと静かにお茶碗に注ぎます。
  6. 茶筅を前後に素早く動かしてお茶を点てます。細かい泡が立ったら出来上がりです。

 

  • 抹茶のダマが気になるときは茶こしでふるってください。
  • 最初は茶筅でお茶碗の底の方から点て、徐々に上の方を点てた方が底に抹茶が残りにくく、泡が立ちやすいのでおすすめです。
  • 最後に茶筅を取り出すときに、「の」の字を書くようにして取り出すと泡がふっくらしているように見えます。

 

濃茶

「濃茶」の特徴とおいしい点て方です。

「濃茶」の特徴

「濃茶」を点てることを正式には「練る」と言います。「練る」というほど水分量が少なく、とろっとした口当たりが特徴です。

「濃茶」の抹茶は甘みが多いものを使われることが多いです。

普段あまり飲む機会がない「濃茶」ですが、いつ飲まれているのかというと「茶事(お茶会)」でいただくことが多いです。

「茶事」に参加されている方みなさんで「濃茶」は回し飲みされます。

おちゃこ
おちゃこ

「濃茶」がお店で売られていれば飲めるのに全然売ってないです。
「お店でもやってほしいなー」といつも思います。

そう思われる方は多いのではないでしょうか?

しかし、「濃茶」は口当たりがとろっとしていて味も濃いため好みが出やすく、苦手だと言われる方も多いので「薄茶」よりも商品化はされにくくなっているのです。

苦手だと言われることが多い「濃茶」ですが、抹茶を「薄茶」よりお湯で薄めずに練ったものなので、贅沢な飲み物だと言えます。

「濃茶」のおいしい点て方(練り方)

自宅などで「濃茶」を楽しむときの場合の簡単な点て方です。茶事の時はさらに使う道具も増えて難しくなります。

  1. お湯を沸かします。
  2. 点てる前にお茶碗にお湯を入れておき、お茶碗を温めます。
  3. お茶碗に入れていたお湯を捨てます。
  4. 抹茶を茶杓で3杯(約2g)をお茶碗に入れます。
  5. 一度沸騰させ、少し冷ましたお湯(約80℃)をゆっくりと静かにお茶碗に注ぎます。(最初は15ml程度)
  6. 茶筅をゆっくりと練るように動かしてお茶とお湯をなじませます。
  7. ある程度混ざったらお湯をさらに10ml程度加えて、好みの濃さに調整します。
  8. さらに練って、ねっとりとしたツヤが出てきたら出来上がりです。

 

抹茶のダマが気になるときは茶こしでふるってください。

 

おわりに

2種類の抹茶の点て方の特徴やおいしい点て方についてご紹介しました。

ぜひ、この記事の内容を参考にして、おうちで抹茶を点ててみてください。

一緒にお茶ライフを楽しみましょう!

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