みなさん、フレーバードティーってご存知ですか?
お茶の専門店に行くとフレーバードティーって言葉を見ますよね。
日本でフレーバードティーが売っている有名なお店といえば、ルピシアでしょうか。ルピシアによく行く方はフレーバードティーのことを知っていると思います。
しかし、あまりお茶にこだわりのない方は、フレーバードティーといってもよく知らないでしょう。
この記事ではフレーバードティーについて知りたい方のために、特徴や製法をご紹介しています。
Contents
フレーバードティーとは?
フレーバードティーについて説明していきます。
フレーバードティーの特徴
フレーバードティーとは、茶葉にフルーツや花、スパイスの香りがつけられているお茶のことです。
紅茶・日本茶など種類を問わず、香りがつけられているものはフレーバードティーと呼ばれています。
近年は香りをつけるだけでなく、花びらやドライフルーツ、ナッツなどが茶葉に混ざっているフレーバードティーもあります。
そのため香りだけでなく、彩りも鮮やかで見た目でも楽しむことができます。
このように、フレーバードティーはバラエティーに富んだ、遊び心のあるお茶と言えます。
ノンフレーバードって?
フレーバードティーという言葉を知っている方は、ノンフレーバードティーという言葉も見たことがあるのではないでしょうか?
ノンフレーバードティーとは、簡単に言えばフレーバードティーの逆です。
果実や花の香りがついていないものをノンフレーバードティーと言います。
つまり、紅茶・日本茶などのお茶に他の香りがついていなく、本来の香りのままで製品化されていればノンフレーバードティーです。
フレーバードティーの3つの製法
フレーバードティーといっても製法によって3つに分類できることをご存知でしょうか?
フレーバードティーの3つの分類について、それぞれ説明していきます。
フレーバー(ド)
「フレーバー(ド)」とは、茶葉に香りのエッセンスを吹き付けて乾燥させることによって香りづけをする方法です。
香りを吹き付けるだけなので、香りづけに使われる材料の味はしません。
この製法で作られたフレーバードティーは、お値段も手頃です。
ブレンデッド
「ブレンデッド」とは、花びらや乾燥させたピール(フルーツの皮)などを茶葉に加えることによって香りづけをする方法です。
「フレーバー(ド)」とは違い、香りづけの材料が直接入っているため、材料の味もします。
蒸らし加減によって香り・味が変化するため、自分好みの状態にすることができます。
お値段は少し高価になります。
センテッド
「センテッド」とは、香りを吸着しやすい茶葉を使用し、材料の香りを吸わせて香りづけする方法です。
この方法では、材料本来の香りそのままを茶葉につけることができます。
この製法によって作られたフレーバードティーのお値段は高価です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
フレーバードティーはあまり聞きなれない言葉です。よく知らない方も多かったのではないでしょうか。
フレーバードティーには3つも製法があり、それによって香りの深さが変わります。
製法にもこだわってフレーバードティーを選びたいですね。
ちなみに、同じく香りに特徴があるハーブティーとフレーバードティーは違うお茶です。
それについてはまた詳しくご紹介していきます。