2月6日は「抹茶の日」です!皆様ご存知でしょうか?
「抹茶の日」が2月6日ということは知っている。しかし、「抹茶の日」がどのようにして制定されたのかはご存じない方が多いのではないでしょうか。
2月6日が「抹茶の日」となったのは、2月6日の読み方から考えてみて「抹茶」の語呂合わせではなさそうな気がしますよね。では、どのようにして「抹茶の日」が制定されたのでしょうか。気になりませんか?
この記事では、
- 抹茶の日が制定されたのはいつなのか
- 2月6日が抹茶の日となった理由
を中心として「抹茶の日」についてご紹介しています。
Contents
抹茶の日が制定されたのはいつ?
「抹茶の日」が制定されたのは、1992年(平成4年)です。
西尾茶(愛知県西尾市名産)の創業120年記念に、「愛知県西尾市茶業復興協議会」が「抹茶の日」を制定しました。
西尾茶をもっと広めたいという思いから、「抹茶の日」は制定されたのです。
2月6日が「抹茶の日」となった理由
なぜ2月6日が「抹茶の日」となったのでしょうか?
結論から言うと、語呂合わせで「抹茶の日」は2月6日と制定されました。
「えっ!語呂合わせで!?」と驚いた方が多いのではないでしょうか?私も初めて聞いたときそう思いました。
なぜ「抹茶の日」が制定された理由が語呂合わせなのかというと、茶道で使用されている道具の「風炉(ふろ)」からきているそうです。
風炉は茶道で抹茶を作るためのお湯を沸かすのに使用する道具です。水を入れた釜を風炉の上に置いてお湯を沸かします。
「ふろ」から「2(ふ)6(ろ)」の語呂合わせで2月6日が「抹茶の日」となりました。
「まっちゃ」という言葉では2月6日の語呂合わせにならないと思っていましたが、「ふろ」ならば語呂合わせになりますね。そういうことならば、「抹茶の日」が2月6日に語呂合わせで制定されたという理由なのも納得です。
西尾茶について
「抹茶の日」が制定されるきっかけとなった西尾茶(西尾の抹茶)についてご紹介します。
西尾茶は愛知県西尾市で生産されているお茶です。生産されているお茶のほとんどが抹茶として使用されており、「西尾の抹茶」というブランド名で商標登録されました。
西尾茶の起源は1271年(文永8年)とされています。鎌倉時代に聖一国師が宋(中国)から持ち帰ったお茶の種を実相寺の境内に蒔いたことがきっかけで、明治時代から本格的に栽培されました。そして、2009年2月20日には、特許庁により「西尾の抹茶」が地域ブランドに登録されました。
西尾茶はそれほど昔からある、歴史があるお茶です。
西尾茶というとあまりなじみのないお茶のように思えますがそんなことはなく、抹茶生産では全国で1、2を争うシェアを占めているお茶です。茶葉そのものよりも茶葉を加工した抹茶として使用されており、抹茶や抹茶を使用する商品(抹茶アイスクリームや抹茶チョコレートなど)の原料として全国に広まっています。
西尾茶は茶葉が濃い緑色をしていて、上品な香りや穏やかなうまみとコクが特徴とされているお茶です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?「抹茶の日」が制定された理由や「抹茶の日」と深いかかわりのある西尾茶についてお分かりいただけましたでしょうか?
この記事を読んで、少しでも「抹茶の日」のことを知って、抹茶について興味を持っていただけたらうれしいです。
2月6日は「抹茶の日」、抹茶に関する特別な日です。おうちで抹茶を点ててみたり、お店で飲んでみたり、せっかくなら抹茶を飲んで楽しむのも良いのではないでしょうか。