カフェインが「少ない」もしくは「ない」飲み物のことを、ノンカフェインやカフェインレスといいます。
カフェインは興奮作用があり、摂取し過ぎると副作用として眠れなくなったり、めまいが起きたりすることがあります。
カフェインの摂取上限は、健康な一般成人でも一日当たり400mg。これ以上は摂取しないようにいわれています。
カフェインが400mgというのは、コーヒーなら約4杯分です。
とくに妊娠・授乳中、子どもはさらにカフェインの摂取上限が少なくなります。もっとカフェインを摂る量に気をつけなくてはいけません。
カフェインを摂りすぎることがないように、ノンカフェインやカフェインレスについて知っておきたいですよね。
ノンカフェインとカフェインレス。何が違うのでしょうか?
Contents
ノンカフェイン
ノンカフェインとは、文字のとおり全くカフェインを含んでいないもののことをいいます。
つまり、「カフェイン0(ゼロ)」です!
たとえば、以下のような飲み物がノンカフェインと書いてあることが多いです。
- 麦茶
- ルイボスティー
- ごぼう茶
- コーン茶
このような飲み物があります。
ご紹介したものは一部ですが、よく見てみると
いわゆる、健康茶やハーブティーなどがノンカフェインなものが多いことが分かります。
カフェインレス
カフェインレスとは、カフェインが少しだけ含まれているもののことをいいます。
実は日本ではカフェインレスに関して明確な基準がありません。
海外よりもカフェインレスいうものが浸透していないため、このような状況になっているようです。
大抵、カフェインの含有量はパッケージに書いてあります。
元々、カフェインレスは、ヨーロッパの方でつくられた言葉です。
カフェインがゼロではないが、ゼロに近いくらいカフェインの含有率が少ない飲み物のことをいいます。
ヨーロッパ基準では、カフェインが「0.1%以下」だとカフェインレスと言うことができます。
ちなみに、英語では「カフェインレス」という言葉はありません。
そのため、英語圏でカフェインレスのものが欲しいときは「decafe(デカフェ)」と言う必要があります。
ノンカフェインとカフェインレスの違い
ノンカフェインとカフェインレスの特徴は、お分かりいただけましたでしょうか?
それぞれの特徴を見てみると、ノンカフェインとカフェインレスの違いは、
カフェインが含まれているか含まれていないか
になります。
カフェインレスは、少量ですがカフェインが入っているため注意したいところですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ノンカフェインとカフェインレスの違いについてお分かりいただけましたでしょうか。
この記事で説明したことをまとめますと以下のようになります。
- ノンカフェイン:カフェインを全く含んでいないもの
- カフェインレス:カフェインが少しだけ含まれているもの
ノンカフェインはカフェインが全く含まれていないため、カフェインを摂取したくない方はこれがおすすめです。
カフェインレスは少量ですがカフェインが含まれているので、カフェインの摂り過ぎには気をつけたいけど、少しなら入っていても大丈夫だという方におすすめです。
コーヒーやお茶を飲むときはカフェインにもこだわりたいですね。
自分に合ったものを選びましょう。