お茶のまめ知識

水の硬度の違いで紅茶のおいしさが変わる!

おいしい紅茶を入れるためには水の硬度が大切です。

水の硬度と言ってもよく知らないという方は多いのではないでしょうか。それでは、おいしい紅茶を入れることから遠ざかってしまいます。

せっかくの紅茶。おいしく飲みたいですよね。

おいしい紅茶になる水の硬度はどのくらいがいいのか。水の硬度についても一緒に説明していきます。

 

水の硬度とは

水の硬度と言ってもどのようなものかよく分からない方が多いのではないでしょうか。

水の硬度と言われて思いつくのは、日本の水は軟水が多く、ヨーロッパなど海外の水は硬水が多いというイメージくらいではないですか?

何をもって水の硬度と言っているのか、簡単に説明していきます。

水の硬度とは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルがどのくらい含まれているかを表す数値です。

ミネラルの含有量によって硬水軟水と区分されます。

日本では水の硬度について以下のように定義されています。

  • 硬度100㎎/ℓ以上を硬水
  • 硬度100㎎/ℓ以下を軟水

つまり、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が多いのが硬水ミネラル分が少ないのが軟水となります。

 

紅茶には水の硬度が大切な理由

次に、なぜ紅茶には水の硬度が大切と言われているのか説明します。

紅茶の主成分はタンニンです。タンニンはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分と結びつき、紅茶の色・味・香りを作り出しています

そのため、同じ茶葉を使用していても、水の硬度(ミネラル分の量)の違いによって香りの立ち方や、紅茶の色も変わってくるのです。

以上のことから、水の硬度がおいしい紅茶を入れるために重要だということが分かります。

 

紅茶に最適な水の硬度とは

おいしい紅茶にするためには硬度がとても重要です。

紅茶に最適な水の硬度はどのくらいなのか。

結論を言うと、おいしい紅茶を入れるためには水の硬度が軟水なのが一番良いです。

3つの硬度の水で入れた紅茶を比較

何故軟水がいいのか、「超軟水」「軟水」「硬水」の3つの水の硬度を比較して説明していきます。

超軟水(硬度約10)

紅茶を入れるのに最適とされる軟水よりも、さらに硬度が低い超軟水です。

紅茶の色は明るくなりますが、香りも強すぎてバランスがあまり良くありません。

軟水

軟水を使用した紅茶は、甘みやうま味が感じられ、香りもよく引き出します。

味と香りのバランスが良いことが分かります。

硬水

硬水を使用すると、紅茶の色は濃く、香りや渋味は控えめになります。

色や香りの代わりにコクは出ますが、紅茶に最適であるとは言えないことが分かります。

硬度が高すぎても低すぎてもおいしい紅茶にはならない

3つの硬度を比較して分かることは、硬度が高すぎても低すぎてもおいしい紅茶にはならないということです。

軟水が紅茶に最適ということが分かり、「水の硬度が低いほど良いのではないか」とも思いました。しかし、そうではないようです。

硬度が低い水は必ずダメとは言えませんが、超軟水の入れた紅茶を見ると最適とは言えないでしょう。

 

紅茶が有名なイギリスの水の硬度は?

日本の軟水が紅茶に適していることは分かりました。しかし、紅茶が有名なイギリスは紅茶にあまり適していないと言える硬水です。

なぜ、硬水なのにイギリスの紅茶はおいしいと言われているのでしょうか。それには理由があります。

イギリスでは硬水でもおいしい紅茶が飲めるように茶葉にこだわっています。

イギリスは自国の水質に合わせた茶葉を選んだり茶葉をブレンドしたりとおいしくなるように工夫をしているのです。そのため、硬水でもおいしく紅茶が飲むことができています。

 

おわりに

おいしい紅茶を入れるには水の硬度が大切なことがお分かり頂けましたでしょうか。

紅茶をおいしく入れるには軟水が最適です。ありがたいことに日本の水は軟水のため紅茶を入れるには向いている水だということです。

また、イギリスの紅茶について知ると、茶葉を工夫すれば硬水でも紅茶をおいしくすることが可能だということも分かります。

つまり、もし高級な紅茶を使用していたとしても、使用する茶葉に適した硬度の水を使用しなければ紅茶の味や香りを引き出せません。それほど、紅茶と水の関係は重要なのです。

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